目指せ！ＩＱ１４０の天才児！！ＴＯＰページ＞　　＞早期教育メニュー　　＞３歳までに平仮名を教える方法

～３歳までにひらがなを教える方法～

　ある日、本屋で、こんな母子の姿を見掛けました。

　お母さんが、ひらがなの「ひ」を見せながら、「これは、なんていう字？」。３歳くらいの女の子は、首をかしげます。お母さんは、いつも家で何度も教えてあったのか、「ほら！よく見てご覧。これよこれよ！」と、指でさしながらせかしています。女の子は、困ったように『た！』と、思いつくままに言いました。答えが間違っていたので、お母さんは仏頂面になり、大きなため息をついたあと、気を取り直し次の文字を見せてみます。しかし、先程と同じく、結果は、間違いで、お母さんは、「これとこれで、あなたの名前でしょう！ダメだ～！こりゃ～！」と、怒鳴りつけて立ち上がり、ご主人のところへ行き、「ねえ、あんなに教えたのに、いまだ、自分の名前すら分からないのよ！（以下省略）」と、愚痴をこぼしていました。

　このような教え方には、悪い点がいくつか見られます。
一番大事なポイントは、言えなかった女の子に、暴言をはいて叱り付けたことです。また、自分の見ている前で、父親に自分の悪口が報告されてしまいました。（注意：正解が言えない理由として、まだ、インプットの回数が足りていないので、本来、その次点で、引き続き、もっとインプットに励まないとと、判断しなければなりません。）
重要なポイント①　間違っていたら、何の反応もせず、「正解は『ひ！』よ！」とだけ教えてあげればいいのです。
重要なポイント②　子供にテスト＝覚えたかどうかの確認をしない！こと。（インプットが十分にされると、確認をしなくても、自然と子供が自分から字を指差しながら、「これは『あ』。」などと、指をさしながら口に出すようになります。それまで、気長に待ちましょう。）

平仮名は、３歳までに教えれば、大変スムーズに教えることができます。３歳までは、インプットの時期ということなので、繰り返しインップトに専念します。３歳からは、覚えたことを定着させていくアウトプットの時期と考えましょう。（３歳までは、覚えるのも早いが、忘れるのも早いと言われています。定着させるためには、覚えても、繰り返しの作業が大事です。）

　【我が家流の教え方】
我が家では、以下のようなことに取り組みました。

①０歳の時から、壁に『あいうえお表』を貼っておきます。時々、あいうえお表の前に抱っこして連れていき、お母さんが、「あ・い・う・え・お。か・き・く・け・こ。～」と、文字を指さしながら、大きな声で読んでいきます。０歳も１歳も２歳も、ただ、その繰り返しです。子供も読めるようになると、母子で一緒に読み上げるのを、毎日の習慣にしました。そのうち、「今日は、一人で読むから、お母さんは聞いてて！」と言ったりします。その時に、覚えていることを確認できますが、また次の日は、「今日も一緒に読もう！」と誘います。「今日はいい。やらない！」と言えば、「じゃあ、お母さん、一人でしようっと。」と、一人で大きな声で言ったりします。すると、気になって、そばにやってくると、「自分も一人で読むから、お母さんは聞いてて！」と、言ったります。３歳までは、たとえ覚えていても、その繰り返しをやり続けました。だから、３歳児健診の視力検査は、「上」「下」の丸印ではなく、大人同様にひらがなの行を読んで行なうことができました。

②一枚に１文字書いてある「ひらがなカード」なども、時々フラッシュして読み上げました。また、出て来る順番を、ランダムにして、一部だけ、子供に読ませてみたりします。あいうえお表は順番を暗記している可能性がありますが、ランダムに登場する文字は、覚えていないと読めないからです。ランダムにすると、「き」と「さ」、「た」と「な」など、似た文字を言い間違えることもしばしばですが、その都度、「これは、「た」よ。」と言うだけで、すぐに次の文字に移ります。

③絵本を読んであげるときは、いつもタイトルだけは、指差しをしながら読んでいました。３歳からは、絵本のタイトルだけは、子供が読んでから、本文を読んであげるようにしています。本の中身まで全部を読ませると、文字を読むことに必死になり、内容を楽しむことができなくなるからです。

④平仮名積み木などで、子供の名前を作って見せたりする。新聞、折込チラシ、看板、何かを見かけた時に子供が覗き込んできたり、そばにいれば、「ここに、○○って、書いてあるよ」と、指をさしながら言葉にして読んであげる。すると、身のまわりに、いろいろなところに、文字があることを知り、お店の中で、文字を見つけると、「アッ、あそこに、○○って、書いてあるね。」と、外でも文字を見つけて、喜ぶようになりました。」

⑤平仮名の定着作業としては、家庭保育園のキララ（プリント）というのを中心に、「読んで・書く」というのを３歳から始めました。文字を書く練習は、自分の名前よりも（＝難しい文字「あ」「お」「ね」などのように不向きな文字がある場合）、「く」「し」「つ」などのような簡単な文字から練習を始めていくといいみたいです。しかし、文字を練習するには、いきなり、文字をなぞってごらん！と言っても難しく、まずは、ドリルなどで、文字の線描き練習をしっかりやっておかないと、文字を上手になぞることができません。キララも、しばらくは、線描き練習が、毎日、２～３ヶ月続きました。その練習によって、ずいぶん、文字を上手になぞれるようになりましたし、同時に、数字（１～５）も、お手本を見ずに、一人で上手に書けるようになりました。（＝キララ３ヶ月目プリント出題問題）

　【ポイント】　３歳までは、インプットの時期なので、一人で指差して読んでいる姿を見かけても「すごいねー！」と思いっきりほめてあげるだけにして、たとえ読めても、いつも二人で一緒に読むことを心掛けました。３歳からは、定着させるため、平仮名がランダムに出てくる絵本のタイトルを子供に読ませるようにしました。（すでに、一人で字を読む姿を見ているので、確認というより、読む練習を始める。間違えたら、ただ○○よ！と教えるだけにする。）
　しかし、読みの練習になると、「き」と「さ」、「た」と「な」など、似たような平仮名でつまづくことがしばしばありましたが、その都度、教えるだけにしました。

　　　➜■石井式漢字教育で、幼児でも漢字の読みを覚えられる！（お試し版）