【内容】
・子どもの言い分「「できない」のではなく、「やり方」がわからないだけなの!」
・モンテッソーリのメッセージ→「どうすれば自分でできるか、「やり方」を教えてあげましょう。」
・0歳から6歳まで、幼児教育のモンテッソーリによる教えに、今もっとも必要とされる子育てのヒントがあります。
・家庭の教育力低下といわれる今、「家庭で何を教えたらいいの?」と迷うパパ、ママへ、モンテッソーリ幼稚園に行かなくても家庭でできる31の子育てメッセージ。
【目次】
第1章 お子さんの前で、やり方を「して見せて」いますか?
メッセージ1 「する!」「自分で!」と叫んだとき、ひとりでできるようになりたかったの。
→「ひとりでするのを手伝ってね!」と子どもは叫んでいます。それは自立への第一歩なのです。
メッセージ2 「できない」のではなくて、「やり方」がわからないだけなの。
→どうすれば、自分でできるか、「やり方」を教えてあげましょう。
メッセージ3 できるようになりたいから、真剣に見ているよ。
→あなたの手元を食い入るように見ている子どもに、わかりやすくやり方を「して見せ」ましょう。
メッセージ4 「ことば」で言われてもわからないよ。
→言葉で教えるのでなく、黙って、ゆっくり、行動で教えるのです。
メッセージ5 何度も失敗しながらできるようになるのだから、すぐに怒らないでよ。
→訂正しながら教えるのではなく、「教えながら、教えましょう」
第2章 幼児期特有の「敏感期」の見方がわかると子育てが楽しくなります
メッセージ6 困るから必死で抗議しているのに。
→「反抗期」という言葉で片付けないで下さい。
メッセージ7 いつもどおりに、やってよ。
→「秩序感」という奇妙な感受性を理解しましょう。
メッセージ8 輝いて生きたいの!
→「敏感期」のことがわかると、子どもがよく見えてきます。
メッセージ9 楽しくてたまらない!
→「感覚の敏感期」のことを知って、子どもと一緒に感動しましょう。
メッセージ10 おもしろくてたまらないよ!
→「運動の敏感期」には、ありとあらゆる動き方を一生懸命にやるのです。
メッセージ11 手を使ってやってみたいよ!
→折る、切る、貼る、縫うなどの手先の活動をすることで、脳が鍛えられるのです。
第3章 子どもは動きながら学ぶのです
メッセージ12 これと、これと、同じ!
→知性の働きの原点は、「同一性」と「区別」を見つけることです。
メッセージ13 同じ物を集めよう 同じものどうし合わせよう 較べよう、順番に並べよう
→分析、集合、対応、比較などをして、数学的知性を働かせているのです。
メッセージ14 もう一度、もう一度、もう一度、もう一度......。
→知性の性質は自発性です。知性が働くとき、持続し、発展し、深まります。
第4章 子どもには自分を成長させる「活動のサイクル」があります
メッセージ15 自分で選んだのだから、やりぬくよ。
→自分で選ぶ力こそ、人間の最高の品位です。
メッセージ16 仕事中だから邪魔しないでよ。
→大人の勝手な介入が、子どもを苛立たせるのです。
メッセージ17 ああ、スッキリした。おもしろかった! ぼく、いい子でしょう。
→集中した後に、その子の本当の善さが現れてきます。
メッセージ18 お仕事、だいすき!
→子どもは「遊び」より「仕事」が好きです。
第5章 子どもが自分でできるような環境を整えてあげましょう
メッセージ19 ひとりでできるように道具を整えてよ!
→使い心地の良さが、子どもを活動に誘い込みます。
メッセージ20 どこにあるかわかるよ。やり方もわかる! ちゃんとやれて、楽しいな!
→自分で見て、考えて、選んで、自分のリズムでやって、自分で片付けることのできる環境を整えてあげましょう。
メッセージ21 わたしが、自分の行動の主人公よ!
→「環境を整える」ことと「提示する」ことを心がければ、親も子も輝き始めます。
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