【何歳から始めるの?】
早い人は、1歳前後からスタートしますが、2歳代という割合がとても多いです。早く始めれば、2歳前にはオムツがとれますが、早くスタートしても、数ヶ月はかかりますので、その分、お母さんのストレスも長く続くことになります。遅く始めると、数日とか、1ヶ月とか、始めた時期により、あっけなくとれてしまいますので、ストレスも少なくてすみます。
また、保育園に通っているか、お兄ちゃんやお姉ちゃんがいるか、などの環境によっても大きくその差は出てきます。遅くても3才ごろ(幼稚園の入園)までには、トイレでできるようにしたほうが良いでしょう。特に、知育にばかり力を入れてどんなに難しい漢字が読めても、オムツすら外れていない幼稚園児では、その前の基本的な子育ての躾自体ができていないので、周囲の目も大変きびしい評価となることでしょう。
【何から始めるの?】
1歳代なら、おまるに座らせてあげることから始めます。朝起きてすぐ、10時ごろ、12時の昼ごはんの前、3時ごろ、夕ご飯の前、寝る前など、おまるに座る習慣をつけます。そのつど、「おしっこは出るかな?」と、声をかけ、出なければ、そのままやめて、オムツをはかしてあげます。たまたま、おまるにおしっこが出ることがあれば、思いっきりほめてあげて、「おしっこできたね!」と声をかけて、段々と、おしっこはここでするんだ!と、印象付けていきます。ウンチも力んで分かりやすければ、そのつど、「ちょっと待って!おまるでウンチをしようね!」と、急いで座らせてあげます。間に合って、おまるでできれば、先程と同じくしっかりほめてあげ、ウンチはここですると、ほめてもらえる!と、」印象づけていきます。その積み重ねで、次第に「ウンチ・おしっこ=おまる(トイレ)」ということを理解できるようになると、オムツからトレーニングパンツ(又はパンツ)などに、順次かえていくとよいでしょう。
1歳代での注意は、頭でそれを理解できても、身体の準備が整っていないため、いつまでたっても上手にできないことがあります。言葉がしゃべれて、おしっこの間隔が2〜3時間などあくことが目安となります。
パンツなどに替えると、おしっこをしたあと服や足が濡れて気持ちが悪いので、自分でも、出る前にトイレに行こうと思い始めるようになりますので、お母さんの声掛けも十分にしていきます。2歳代から始める場合は、いきなり、パンツからスタートしても、物事の理解力が付き始めていますので、以上の内容が、時間をかけずに教えることができます。理解力がある分、1歳代よりも早くオムツが取れます。
【トイレトレーニングに必要なグッズ】
【子供が行きたくなるトイレの雰囲気作り】
トイレグッズに大好きなキャラクターをたくさん使って「トイレに大好きな○○がいるよ!」と誘ってみたり、トレーニングパンツにも大好きなキャラクターを選んでおくと「大好きな○○がおしっこで汚れちゃうよ!」などと、トイレに行きたくなる理由が作れます。
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