▶赤ちゃんの頃は、手で何かをつかむ・にぎる・放す(投げる)・置くなどの手を使った遊びをさせてあげることは大切です。お母さんとコミュニケーションをとりながら、この連続をさせてあげることで、早く、手が自由に動かせるようになり、また、手先が器用になります。
▶赤ちゃんなどは、よく口に入れやすいので、布製の積み木 や、無垢材の積み木 、音が鳴る積み木 など、五感を使って遊べる積み木が最適です。
▶積み木を高く積み上げることは、「崩れないように積みたい!」という気持ちから慎重になり、集中力が養われていきます。また、崩れないためには、ずれて置かないように、目と指先との協応能力も育ちます。「丸型や三角形の積み木の上には、四角形がのらない‥」「小さな積み木の上に大きな積み木をのせると不安定になり、崩れやすくなる」などを、お母さんが教えてあげるのではなく、自分で発見して遊ばせる方が、知能が発達し、算数脳も育っていきます。
▶配色や模様を作れるものは、模様を作る創造力が養えます。また、お手本と同じ絵柄にする作業は、お手本を覚える記憶力・観察力・集中力・思考力が養われます。また、立体積み木なら、積み木内部の状態を想像し、考えながらやらねばならないので、『ニキーチンの知育遊び 』のような積み木だと、空間把握力が育ちやすくなります。また、エジソンクラブの『積み木234』などでは、凹凸型で空間の状態をイメージする脳力を養うことができます。
▶創造力を養う積み木は、自由に積んで、「どんなものを作ろうかな?」と創造力やひらめきなどを養うことができます。
▶高く積まれた積み木は、簡単に崩れてしまいます。知能積み木で行き詰った時、お城を作ったり、高く積んでいく途中で壊れてしまった時、一度全部を崩し「1からやり直そうとする心の切り替え」が、心を大きく成長させていくとも言われています。これは、社会人になって、難しい仕事にぶち当たった時の気持ちを切り替えてやり直す判断力にもつながっていくそうです。
▶どんなに優れた積み木でも、買い与えるだけでは、乳幼児は、積み木遊びに夢中にはなりません。子どもが一人で遊びたがるまでは、必ず、お母さんが、楽しそうにお手本を見せながら、一緒に取り組みましょう!でも、お母さんは、決して、ヒントを子どもに与えてはいけません。お母さんのひと言で、すぐに上手に高く積めるようになることもあるかもしれませんが、自分で発見し工夫し・考えることに大きな意味(知能開発)があるので、お母さんは、楽しく取り組める雰囲気作りに専念することだけを心掛けましょう。
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