幼児教育・幼児教材・知育玩具

ーお母さんと一緒にモンテッソーリ教育ー

乳幼児期に最も重要な取り組み…。それは、日常生活訓練による自立のお手伝い!            

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モンテッソーリ教育のご家庭での取り組み

知る、見守る、ときどき助ける モンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方

   モンテッソーリ自身は、最初に、子供たちの前で「鼻水をかむ」動作をゆっくりとやって見せて、子供たちから拍手喝さいをもらった‥というエピソードがあります。


 日常生活における、子どもが「自分もできるようになりたい!」と思っているすべてが、教えてあげるとよい対象と言えるでしょう。

その中でも、幼稚園で行なうモンテッソーリ教育の一番大事なテーマは、「日常生活の中で、自分のことは自分でできるようになる!」ということなのです。


 例えば、昔は、幼稚園に入園する時点で、「まだオムツが取れていない!」「まだ時々おもらしして‥」という状態で入園する子は、ほとんどいなかったそうです。

ところが、紙おむつの着け心地が良くなればなるほど、オムツの取れない子が増えていく様になっていったとも言われています。

このことからも分かるように、乳幼児期は、日常生活の自立について重点をおくべき、と考えられます。

幼稚園入園までに身に付けたい日常生活の基本

マンガ モンテッソーリの幼児教育 ママ、ひとりでするのを手伝ってね!
①オムツが取れている。

②大便・小便ともに、自分でトイレットペーパーで拭いて一人で用をたすことができる。

③ボタン付きの洋服などを一人で全部着替えられる。また、脱いだ服をたたんだり、ハンガーにかけて置いておく事がことが出来る。

④食事は、自分でお箸を使ってご飯を食べることができる。

⑤靴を一人で履いたり脱いだりすることができる。(左右も間違えない)

⑥顔を洗ったり、手洗い、うがいが一人でできる。

⑦自分で鼻水をかめる。

⑧自分から挨拶ができる。

といったことが、入園前までの時期に、できるようになりたい項目と言えるでしょう。

 
家庭でのポイント=自立のお手伝い。
お母さんが行う自立へのお手伝いとは、やり方を見せるほかにも、積み重ねていく経験の順番や経過の見極め、また、そのための環境を整えてあげることです。

 
例えば、
  ①一人でトイレや手洗いができるように踏み台の用意をしてあげる。
  
  ②食事の時に、子供が使わなかったとしても、必ずお箸を用意してあげる。
     (使うかどうかの機会を与えてあげる)

  ③ボタン付きの洋服はできるだけはめ易いものを選んであげる。

  ④洋服などをたたんで置いたり、ハンガーにかけて置くための場所を用意してあげる。

  ⑤靴は、自分で脱いだり履いたりしやすいデザインのものを選んであげる。

  ⑥ご飯やジュースをこぼした時、自分で拭けるように、布きんやティッシュなどを、手の届くところに置いといてあげる。 


  など、練習の場を用意したり、自分で使いやすいものを選んであげることが、自立へとつながっていきます。

小学校受験にも登場する自立のテスト!

親子で楽しんで、驚くほど身につく! こどもせいかつ百科

  最近の小学校受験のテスト項目の中に、

・「スモックやトレーナー・Tシャツなどをたたんで巾着袋に入れる」

・「ボタンつきのスモックを着て、脱いでたたむ、あるいは、ハンガーにかける。」

・「雑巾でテーブルを拭く。」

・「靴下や衣類をたたむ。」

・「救急箱に救急医療セットを片付ける」

・「靴を脱いでカーペットの上に上がる」(ちゃんと靴をそろえて脱ぐか?)

・「お箸で豆をつまむ。(あるいは、お弁当持参で、昼食時に無意識に食べる姿をチェックをされる)」

※モンテッソーリ教育の幼稚園では、日常生活の中で、以上のような取り組みを当たり前にできるように指導が行なわれているのです。

 このような身の回りのことがどのくらいできるかのテストを行なう小学校も増えてきています。

そのような出題傾向があることからも、モンテッソーリ教育が、なぜ?日常生活の基本を重視するのか、そこに大きな共通点がありそうですね。