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~モンテッソーリ教育 家庭での教え方~

 モンテッソーリ教育においての大事なやり方は、「必要な時(=子供が知りたいと思う時)」に、「適切な方法」で教えてあげること。その「適切な方法」のポイントが以下の通りです。

黙ってやり方を見せる。(注意:決して、口で説明しながら行わないこと。)
ゆっくり、お手本をやって見せる。(注意:ゆっくりというのは、ビデオのスロー再生のように、普通の速さの8倍くらいゆっくりなのが、適切な動作と言われています)
教えながら、教える。(注意:子供が、真似てやるときに、失敗したり・上手にできない時、その場で、訂正をしたり、「違うでしょ!」と、間違いを指摘しない。間違いは、また次の機会にゆっくり分かりやすく見せてあげることで行なう。すぐに出来ないことは、繰り返し見せることで、上手にできるようになります。)
もし上手にできたらしっかりほめてあげる。

 「親子が輝くモンテッソーリのメッセージ―子育ち・子育てのカギ」の著者:相良敦子先生の講演会でこのお話しを聞いて、私も早速やってみました。最初に行なったのは、「ハンカチたたみ」からです。
実は、折り紙は上手に四つ折りをできるのに、ハンカチをたたませると、角と角がまったく違う方向にありぐしゃぐしゃにしかやらないのに、「手伝う!」と、毎回やってきていたからです。「今日は、お母さんが、見本を見せるからよく見ててね!」ー意識してゆっくりやっても4倍くらいの時間にしかなっていなかったかもしれません。「じゃあ、今度は、○○ちゃんの番よ!」すると、驚くほどに、昨日とは別人のように、子供がゆっくり慎重にハンカチをたたみ、非常に上手にたたむことができたのです。以来、今まで、たたむ時邪魔に感じていた存在が、すっかり、役立つ子に変わり大助かり。教え方一つで、急にできるようになることって、あるんですね!

(乳幼児は、自分も同じことができるようになりたくて、常に、周囲の人の動きを観察しています。特に、いつもそばにいるお母さんは、子供の観察対象になりますので、足で物を動かす悪い癖を見せれば、同じように行動するようになります。また、ゆっくりと良いお手本を示せば、早く、いろんなことを吸収することができるでしょう。)

【お手本を見せただけではできないこともある】

 中には、お手本を見せただけでは、できないこともあります。例えば、大人に跳び箱10段の飛び方を、何十回と見せて、やり方を科学的に説明して、それを理解したとしても、いきなりやって出来る人はいません。もっと段数の低いものから練習し、その経験を積み重ねて、出来るようになっていくのです。

 このようなことを考えると、いきなり、乳幼児にお箸を渡してお手本を見せても、出来るわけがありません。まだ、目と手の協応がうまくいってなかったり、指先を使うトレーニングなどが足りないのかもしれません。それでは、見ただけでできるわけありません。段階を積み重ねて、できるように導いてあげるのも、親の役割と言えるでしょう。相良敦子先生の著書には、「ママ、ひとりでするのを手伝ってね!―モンテッソーリの幼児教育」「ひとりで、できた!―子どもは手を使いながら一人立ちする」なども大変参考になります。

【関連ページ】
■モンテッソーリ教育とは?
■モンテッソーリ教育 家庭での教え方
■モンテッソーリ教育のやり方で、 乳幼児期に家庭でどんなことを教えたらいいの?
■モンテッソーリ教育は、家庭でのお手伝いを重要に考えています。
■家庭でもできる乳幼児のモンテッソーリ教具ーその1

 



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