家庭保育園では、POI(プログラム オブ インテリジェンツの略)を重要に考えています。これは、グレン・ドーマン著の「赤ちゃんに百科事典的知識をどうあたえるか」をもとにした考え方によるものですが、例えば、0歳から言葉を教えていく段階で、通常、指をさして「これは、りんごだよ」と教えますが、同時に、「りんごは、果物だよ」次に「りんごって、赤いね」「りんごは、appleって言うのよ」などというように声掛けを行ない、少しづつ、知識を増やしていくやり方をPOIと言います。子供の知識が増えてくる段階で、次の知識を提示するために、このような図鑑や百科事典を利用するのです。グレン・ドーマン著の「赤ちゃんに百科事典的知識をどうあたえるか」を実行すると、百科事典のような難しい本でも、幼児期から、親しむ習慣を育てることができ、また、知識の豊富な天才児に育っていきます。
また、公園などの散歩の途中、花を見つけた時、「きれいなお花ね」「これは、チューリップっていうお花よ」などと話したあと、それで終わらせずに、帰ってから、図鑑を見せて、「さっき見かけたチューリップの花が載ってるよ」と見せながら、チューリップについてのPOIにあたる部分を少しだけ読んであげます。一度に全部読んでも難しいので、まとめて読まずに、1回につき一つづつ、POIにあたる部分を増やしながら読んでいきます。
できるだけ、子供に質問をされた時には、図鑑や百科事典などを広げながら教えてあげるようにします。聞かれた質問が自分にも分からないとき、素直に「お母さんも分からないから、図鑑で調べてみましょう!」と一緒に本を広げて探します。そのようなことを繰り返していくことで、字が読めるようになったころ、自分から、図鑑で調べたり、興味を持って読んだりする習慣が身につきます。このようなお母さんの姿勢が、知識の豊富な天才児に育てていきますので、ぜひ、乳幼児期から、図鑑など幅広い分野で、そろえてあげましょう。
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