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ー0歳からの早期教育とはー

絵カードのフラッシュとは?-大量高速視することで右脳が活性化!

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絵カードって何?


ひらがなことばカード

 アメリカで幼児を天才的なIQへ導く研究を長年されてこられたことで有名なグレン・ドーマン博士「赤ちゃんに読みをどう教えるか」 を参考にした早期教育の一つです。

 片面に動物や植物・魚・乗り物などの単語を示す絵があり、その裏面には、カードに描いてある絵の単語の文字が書いてあります。

 それを一枚一秒の高速スピードでめくりながら、文字も読みあげていきます。一瞬の速さでめくって赤ちゃんに見せてあげるので、「フラッシュカード」とも言われています。


 この絵カードには、身の回りのものの名前を覚える ためのほかに、文字を覚えるためのものかず反対ことば四字熟語百人一首九九童謡国旗日本地図名画とけいの読み方こよみ星座マーク標識英語 など、フラッシューカードとしてだけではなく、知識を広めるためのカードも豊富にあります。


 乳幼児用として作られていますので、硬めの厚紙で出来ており、多少赤ちゃんが乱暴に扱っても、絵本のページのように、簡単に破れてしまうことはありません。リングで留めておけば、絵本のようにめくりながら、じっくり見ていくこともできます。


【フラッシュカードの目的】

(1) 見たものを瞬時に記憶する能力を育てる
(2) 大量高速視することで右脳が活性化する
(3) 映像と言葉を結びつけ、左脳の言葉を獲得させる
                            『七田教育研究所』より

 

フラッシュカードのやり方


 ※詳しくは「赤ちゃんに読みをどう教えるか」をご覧ください。

 生後1ヶ月くらいからでも始めていくとよいと言われています。

(生後数ヶ月からでもOKですが、できるだけ早いうちからの方が、効果があると言われています。)

 グレン・ドーマン博士は、必ず、赤ちゃんがご機嫌のいい時に、お母さんが、優しい声で、楽しく行なっていくようにとおっしゃっています。

赤ちゃんにとって遊び感覚のように行なってあげると、喜んで絵カードを見てくれるようになります。

赤ちゃんは、お母さんとの楽しい時間が大好きなことを、しっかり覚えておくようにしましょう。

 最初は5枚くらいからスタートします。

一枚目は、絵が隠れるように、白紙カードにします。

めくる順番は、白紙カードを紙芝居のように前のカードを後ろに回すやり方と違い、紙芝居の逆回転になります。

後ろのカードを前に持ってきます。

すると、お母さんは、読み上げるカードの裏面の文字が先に見えますので、読み上げながら、赤ちゃんに見えるように先頭に持ってきます。


【準備の例】
前から
①枚目「白紙カード」
②枚目「キリン」
③枚目「ライオン」
④枚目「象」 
⑤枚目「猫」 
⑥枚目「犬」と、重ねるとしたら‥。


【読み上げる順番=赤ちゃんに見える順番】
前から
①枚目「白紙カード」(表紙として見せるだけ)
②枚目「犬」
③枚目「猫」 
④枚目「象」 
⑤枚目「ライオン」 
⑥枚目「キリン」
⑦枚目「白紙カード」(最初の白紙に戻った状態)という順で読み上げます。


 生後1ヶ月間は、視力が弱いので、赤ちゃんの目の焦点を合わせやすいように、もう少しゆっくりに行っても構いません。

慣れてきたら、『一枚1秒』という高速で行ないます。

同時に一回の枚数を10枚くらいまでに増やします。

まとめてやりたい時には、10枚セットを、3セット作るようにしましょう。

また、次回同じカードを使う場合は、出てくる順番を必ずシャッフルしておきましょう。

 赤ちゃんが、喜んで見るようならば、どんどん増やしても構いませんが、ここでのお約束は、赤ちゃんが飽きる前に絶対に止めておかないといけないことです。

まだ見たがっているうちに止め、また時間を空けて、一日に何回か見せてあげましょう。

満足してしまうと、次から、興味が他に移り、見てくれなくなるかもしれないからです。


 また、その逆で、生後数ヵ月以降からのスタートだと、なかなか見てくれないこともあります。

その場合は、枚数を減らし、1回1枚から始めて、様子をみながら、枚数を増やしていきます。

また、数枚は見てくれるようなら、カードの間に、お母さんの手作りカードを混ぜてみるのも効果があります。

赤ちゃん用の月刊誌・チラシ・写真などから、赤ちゃんの大好きなキャラクターを切り抜いて白紙カードに貼り付けて作ります。

自分の好きなキャラクターがいつ出てくるか?赤ちゃんの興味を惹くことができます。

【手作りカードを混ぜた時の例】
前から
①枚目「白紙カード」
②枚目「キリン」
③枚目「ドキンちゃん」
④枚目「象」
⑤枚目「アンパンマン」 
⑥枚目「犬」


【何度も見せたのに、カードを覚えてないけど、大丈夫?】

 このフラッシュカードは、赤ちゃんが覚えなくても大丈夫!

目の前でフラッシュされるのを集中して見ているだけで、右脳が働き活性化されます。

この右脳を刺激することが目的なので、覚えているかどうかは関係ありません。

ただし、カードをジッと見ているかどうかは重要です。

目をそむける様なら、そのカードをすでに飽きてしまっているかもしれませんし、そのまま続けていくと、カード嫌いになってしまうかもしれません。

「まだ見たいよー」と、思っているうちに止めることが成功の秘訣です。


 また、3才を過ぎた頃からは、フラッシュではなく、実際に、覚えていく作業に絵カードを使います。(左脳への記憶)


 例えば、漢字を覚えさせたいときには、最初は、漢字カード を2枚用意します。

子どもに絵の方を見えないように伏せて置き、漢字の文字だけ見えるようにします。

子どもに「どっちが○○でしょう?」とたずねます。

覚えてないうちは、絵と漢字の両面を見せてから置き、シャッフルをしてから、質問します。

正解するようなら、一枚増やします。

そのようにして、覚えた数が多くなれば、カルタ取りゲームのようにたくさん並べて挑戦します。

きょうだいやお友達がいるようなら、数人でカルタ取りゲームのようにやると、競争心の大きいお子様は、負けじと、必死に覚えようとします。

漢字が早く覚えられ、読めるようになると、街中にある他の漢字にも興味を持つようになってきます。

その時は、さり気なく、指をさしながら、「あれは、お薬屋さんだね!薬<くすり>と読むんだよ!」

と、教えてあげるといいですね。


 また、カルタ取りゲームのやり方の場合、図鑑的要素の動物カード植物川や海の生きもの昆虫 などを使用すれば、

「カブトムシはどれかな?」と遊びながら覚えることができます。

さらに、名前を覚えたあとは、知識を増やすことにも使えます。

くもんの絵カードの図鑑的カードには、その絵の説明も裏面に書かれていますので、絵カードが幼児向けミニ図鑑としても利用できます。

「この動物の特徴はね・・・」などと、時々、読んであげると自然と知識が身につきます。


 くだものやさいカード川や海の生きものカードなどは、「お買い物ごっこ」や「おつかいごっこ」などに利用するのもいいでしょう。

部屋いっぱいに絵カードを並べて、「この辺りは、八百屋さん、こっちは、お魚屋さんよ。」と教え、

「バナナとサンマを買ってきてちょうだいね」と言ってカードを探しに行かせます。

お母さんが、または、きょうだいがいればきょうだいがお店の人の役をしながら、おもちゃのお金をやり取りします。

上手におつかいができれば、しっかりほめてあげましょう。