幼児教育・幼児教材・知育玩具

ー0歳からの早期教育とはー

親子のコミュニケーションを大事にして、赤ちゃんのことばを増やそう!

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毎日の語りかけが一番重要です!


子育ては声かけが9割

 乳幼児期は、赤ちゃんの気持ちを伝えるための手段がなく、時には、母子ともに情緒不安定になることもあります。

赤ちゃんの情緒が安定し、また早く言葉を覚えて自分の気持ちを伝えたり、お母さんの言葉を理解できるようになるための方法として「語りかけ育児」があります。

 語りかけ育児は、胎教から始めると良いと言われています。お母さんの優しい声で、赤ちゃんに語りかけると、とても心地よい気持ちになり情緒が安定します。

一方、お母さんがイライラしたり、怒った声で会話していると、赤ちゃんも情緒が不安定になります。まずは、日常から、お母さんが、心ゆったりした気持ちで過ごせる環境を整えましょう。

 しかし、どんな言葉を声かけたらよいのか分からない?という人も多いでしょう。

特に、心掛けるとよい点について、下記に例をあげてみました。

返事のでき無い時期(生後まもなく)や胎教などは、独り言みたいで抵抗のある方も多いかもしれません。

しかし、お腹の中でも、赤ちゃんはお母さんの声を聞いています。赤ちゃんは、お母さんのやさしい声を聞くのが大好きです。

生まれた直後に、いつものお母さんの優しい声が聞こえてくれば、すぐに安心するでしょう。ぜひ、胎教から、しっかり、取り組んでみることを、お勧めします。


≪語りかけのポイント≫

※語りかける姿勢‥胎児(胎教)には、お腹の方を向いて、お腹をさすりながら、又は赤ちゃんには、赤ちゃんの目を見ながら話しかけるようにしましょう。(注意:この時、テレビ・ラジオ・音楽・知育CDやDVDなどの機械音は、消した状態にしましょう。)

 

その①-「毎日の挨拶」&「言葉は短く」

毎日の挨拶は、欠かさないようにします。例えば‥、
・ 毎朝「○○ちゃん、おはよう!今日はいいお天気よ!」(胎教から)。
・「○○ちゃん、おやすみなさい。今日は、公園楽しかったね。また行こうね!」
・「いただきます!今日は、ママの好きなハンバーグだよ。○○ちゃんも、大きくなったら、一緒に食べようね!」
    などと、ひと言づつ言葉を足しながら語りかけるように心がけましょう。

その②-無言でスキンシップをしない

▶オムツ交換時
  ・「オムツを替えましょうね。おしっこたくさん出たねー。」
  ・(冬なら)「寒いでしょう。足を少しさすってあげようね!」など。
    (=無言で替えない。他の人と話しながら替えないように気を付けましょう。)

▶お風呂
  ・「目を拭いてあげようね」
  ・「次は頭だよ。」「右手をゴシゴシ。」「ここは左足だよ。」など。
     (=身体の部分名称を言うことで、早く身体の名称や左右などの区別が
    分かるようになります)

その③-固有名詞や感情表現、感覚などの言葉を教える

▶散歩中
  ・「ほら、あそこにお花が咲いてるよ。赤いお花だね。チューリップだよ!」
  ・「石だよ。触ってご覧ん。固いね。」
  ・「今日は、寒いね。手袋着けようか。ほら、お手々、あったかくなってきたね!」
    など。

▶家の中、外出先で近くにあるものを「指さし」をしながら言う。
  ・「これは、椅子だよ。」
  ・「ここは、台所だよ。お皿があるね。スプーンもあるよ。コップもあるよ。」
  ・「象さんだよ。パオーン。」「お猿さんだよ。キキッ」「犬だよ。ワンワン」
    ※ぬいぐるみや絵本、絵カードなどを見せながら。
  ・「これは人参だよ。」(食品売り場など)
  ・「あそこに、電車が通っているよ。」

▶冷たい水の入ったコップを手に触らせてあげながら‥
     (具体物を見せ、触らせてあげながら、物の名前を教えてあげます)
  ・「ほら、冷たいでしょう!」
  ・又は、冬にHOTの缶茶を買った時に、フタを取る前に1秒くらい触らせて、
   「ほら、熱いね!」などと、感覚の言葉も体験しながら教えてあげます。
     (注意:熱いものは、やけどの心配のないもので!)

▶感情(喜怒哀楽)のある出来事があった時
  ・(転倒した時)「痛かったね!」
  ・その他、何かでうれしい思い・嫌な思いをした時「怖かったね」「楽しかったね。」
   「悔しかったね」「うれしかったね。」など、感情表現を必ずいれるようにします。

その④-挨拶の練習

 ・何かを手渡しして「ハイ、これどうぞ!」。また返してもらって受け取る時「ありがとう!」と、何度もやりとりをします。(おもちゃで遊びながらできます)

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その⑤-数唱の練習


アンパンマン おふろでたまいれー「いくつ入ったかな?」

・お風呂に温もったりするときや、歯磨き時に、「かず」を数唱しながらぬくもったり、歯磨きをします。

すると、自然に数唱が早くできるようになります。(この「かず」は、いつも同じスピードである必要はありません。

例えば、早く終わらせたいときには、早く数え、歯磨きが、50で足りないときには、途中から、どんどんゆっくり言って時間を稼いでもOK。

毎日聞いていると、「50」になるまで、終わらないというのが、分かってきますので、「50」になるまで、口を一生懸命開けて頑張ってくれます。

お風呂などは、「10」くらいでも構いません。

何か「10」を数えられるおもちゃなどをお湯に浮かべて置くのもいいでしょう。

湯船からおもちゃ入れに移しながら「10」を数えると、「10のかずの量」の1対1対応も同時に覚えられます。)

(お風呂で数えるおもちゃ例=「アンパンマン おふろで10まで! アンパンマン」「アンパンマン おふろでたまいれ 」など)

その⑥-絵本の読み聞かせをしてあげましょう。

絵本をたくさん読んであげましょう。

絵本をたくさん読んでもらった子は、表現力が豊かで、語彙が多い傾向があると言われています。)

くもん教室では、幼児期に絵本を10,000回。もしくは、1000冊の絵本を目標に読み聞かせてあげると、豊富な語彙が育つとアドバイスをしています。

また、絵本を読むとき、絵本の通りに読むのではなく、お母さんが、絵の説明をしながら読んであげるのも、さらに効果があります。

その⑦-絵カードで、身近に無い物の名前や文字・知識を教えよう!

絵カードを繰り返し見せてあげます。

絵カードや絵本を見せると、日常、家に無いものを含めて、単語を教えてあげることができます。

しかし、その効果を発揮するためには、動物の絵を見せれば、動物園で本物の動物も見せてあげたり、

魚カードを見せるなら、水族館やお魚屋で魚を見せてあげることも必要です。

近所にあるものなら、道端や公園でお花を見れば、帰ってから、お花カードを見せてあげながら、実体物を体験しながら、進めていくことが、最も良い見せ方となります。

また、絵を見て、名前を覚えた段階になると、さらに、「リンゴは、果物の仲間よ。」「キャベツは、野菜の仲間よ。」などと、少しづつ、知識の話しを含めます。

その⑧-歌で、言葉を覚えよう!


▶子どもとお母さんのための童謡 ないしょばなし 大型本
▶子どもとお母さんのための童謡 ~ないしょばなしCD

特に、「わらべうた」は、簡単な言葉で繰り返しが多くありします。

言葉のリズムがいいので、覚えやすく、親子で一緒に歌いやすい歌が多いので、赤ちゃんの時期に最も適した歌と、歌い継がれています。

くもん教室でも、小学校入学前までに300曲の歌を覚えれば、豊富な語彙が育つと言われており、

くもんの童謡歌集カード」は、そのための絵カードとして作成されていると聞きました。

絵本とCDがセットになっているものもありますので、絵本を広げて、歌を覚えるまで、一緒に聞いたり、歌ったりしてみてはいかがでしょうか?

語りかけのポイント!

語りかけのポイントは、常に意識して、赤ちゃんに優しく話しかけてあげることです。

胎教から始めるのが、最も効果があります。

物の名前は、できるだけ、具体物を見せるようにして教え、

感情や感覚などの目に見せられないものは、その場(状況)で言うようにします。

また、言葉のかけ過ぎは、赤ちゃんを疲れさせ、ご機嫌が悪くなる可能性がありますので、長時間、話しかけて疲れさせることのないように、

様子を見ながら、赤ちゃんに語りかけを楽しく行なってみましょう。

注意:赤ちゃんに話しかけながら言う言葉でなければ、効果はありません。

例えば、
▶夫婦や友人としゃべっている声(会話)が聞こえるだけでは意味がありません。

▶テレビやCDの一方的なかけ流しによる言葉は、0歳はほとんど効果が期待できません。(英語耳を作るためのCDのかけ流し方法が0歳からなのは、発音の違いを聞く(=音)ことに意味があり、英語の単語・会話まで覚えさせることを目的としているわけではありません。ただし、絵カードや具体物をお母さんが見せながら、英語CDを流し、カードを見せれるのならば、日本語同様、単語も覚えられと言われています=それは、一方的ではなく、親との対応=コミュニケーションの中で行なっているからです。)

幼児期は、ごっこ遊びで会話上手に!

 幼児期の遊びに、『ままごと 』 『お医者さんごっこ 』『お買い物ごっこ 』『お店屋さんごっこ 』『お人形遊び 』『戦闘ごっこ 』などありますが、

これらは、社会生活の会話のやりとりを真似して練習していると言われています。この遊びの繰り返しによって、どんな場面でどんな言葉を言えばいいのか、繰り返し対話の練習をすることができます。

 幼児のただのお遊びと思わず、お母さんも一緒に楽しい気持ちになって、ぜひ、店員さんとお客さん、お医者さんと患者さんなどのような役を替えながら、いろんな会話の練習を楽しみましょう。

【お店ごっこの遊び方例】
★隣りの部屋にお店を用意しましょう。
おもちゃでも、玩具でも、お母さんのフェルトの手作り野菜(「フェルトで作るかわいい野菜とフルーツがいっぱい 」)などでもいいでしょう。

おもちゃのお金を持って、お使いに行ってもらいましょう!

その①
お母さんが、お客さん。お子様がお店屋さんの場合。子どもに「レジ」で接客をしてもらいながら遊びます。「いらっしゃいませ。」「何をお探しですか?」「○○円になります。」と、日常では使わない丁寧語・尊敬語の練習を交えて遊びます。(すると、お店でも、丁寧な言葉が使われていることに気が付くようになるでしょう。)

その②
お子様が、お客さん。お母さんがお店屋さんの場合。
買いに行く前に、「おつかい」を頼んでから、買い物に行ってもらいましょう。「今日は、カレーにするから、人参とジャガイモと玉葱を買ってきてね!それから、デザートに、みかんとりんごもお願いね。」などとお願いします。

 さて、お子様は、何個買ってこられるでしょう?

記憶力の練習と野菜などの名前を覚える練習、メニュー名を入れることで、どんな料理にどんな野菜が使われているのか、などが覚えられます。


その③
おもちゃのお金」を使って遊ぼう!

お金をやりとりしながら、お金の計算の仕方もお勉強しちゃいましょう。


 おもちゃの野菜や野菜カードなど、種類が豊富であればあるほど、たくさん覚えられます。絵カードを季節の旬に分けて練習をするのもいいでしょう。

 赤ちゃんの発達段階に合わせて、いろいろな工夫をしながら遊ぶと、「ごっこ遊び」がとても知育的な遊びになります。