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~赤ちゃんの運動能力を高めるために~

赤ちゃんの運動能力を高めてあげる運動は、脳の発育にも大きな影響を及ぼします。運動の中でも、まず、「指を握る」という赤ちゃんの運動は、行なってみる価値は十分にあると思います。

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赤ちゃんの運動能力を高めてあげるメリット


赤ちゃんの運動能力をどう優秀にするか

 赤ちゃんや幼児期の運動能力を高めてあげる運動は、たくさんの酸素を取り入れたり、脳も活性しながら身体を動かすので、脳の発育にも大きなメリットがあります。

 幼児期の運動や外遊びは、グレンドーマン博士のほかにも、モンテッソーリ教育、高濱正伸氏も大切だとおっしゃっています。

 また、運動能力にも臨界期があるとの説があり、小学生になった時に、すぐに、飛び箱が飛べる子と、いつまでたっても上手く飛べない子がいましたね。

 それらは、幼少期の運動のさせ方で、その違いが出てきたもので、大きくなってからでは、その差をうめることは難しいと言われています。

もちろん、スポーツの専門家の下で毎日トレーニングを積めば、乗り越えられる壁かもしれません。

 しかし、日本を代表するスポーツ選手の多くは、幼少期から、何らかのスポーツをした経験が豊富だったり、野山を駆け回って育ったり、親も元競技の代表選手だったというエピソードも多く聞きます。

特に、運動能力の大事な時期は、0歳から6歳までと言われていますので、その身体づくりは、ぜひ、サポートしてあげたいものですね。

そのためには、何をすればいいの?

STEP①生後間もなくから0歳の頃


セガトイズ(SEGA TOYS) 子供用 おもちゃ モンポケ はじめてのにぎってプップ

 生まれたばかりの赤ちゃんは、「首も座ってなく、まだ何もできない!」と、思っていませんか?

 実は、グレンドーマン博士は、生まれたばかりの赤ちゃんを、うつ伏せにするトレーニングで、早く首がすわると『 赤ちゃんの運動能力をどう優秀にするか 』の本で説明しています。

注意:ただし、うつ伏せ寝で寝かすことではなく、うつ伏せの姿勢で、首を持ち上げようとする運動をさせるもので、絶対に、うつ伏せのまま、眠らせたり、親がそばを離れないようにご注意下さい。

最初は、わずか数秒、数十秒からスタートし、だんだんと、持ち上げるような姿が見られたら、少しずつ時間を長くしていきましょう。

また、布団で寝かせたままが多かったり、抱っこの時間が多過ぎると、1人で動こうとする努力が減るため、首の座りが遅くなったり、立ったり歩き出す時期が遅くなることもあります。

(※大人が脚の骨折でギブスをした後や、高齢者のリハビリでも同じことが言えますが、動かして使わなければ、筋肉は衰え、リハビリを頑張れば、早く歩くことができるようになるのと、考えは似ています。)

一日に数回、上記のような身体を動かす運動を試みるだけでも、その後の差は出てくるでしょう。

ハイハイできるようになれば、たくさんハイハイをすると、なお良い運動になりますので、立ったり、歩くことができるようになっても、できるだけ「ハイハイ」はいっぱい行わせてあげましょう。

部屋の隅から、座った状態の赤ちゃんに、「ハイハイでこっちにおいで~!」と、声を掛けると、大好きなママのところに、急いでやってきます。

「上手に出来たね~!」「早かったね~!」など、褒めることを忘れずに!

もっと、大きくなってきたら、お母さんやきょうだいで「ハイハイレース」もいいですね!

 

STEP②赤ちゃんの把握反射を利用した運動

アンパンマン ベビーフレンドベル

 赤ちゃんには、把握反射がありますので、お母さんの人差し指や親指を赤ちゃんの掌に持っていくと、握り返してくれます。

 これを、何度もやってあげます。すると、徐々に強く握れるようになってきたと感じるようになります。

そうなれば、赤ちゃんがお母さんの指を握っている状態のまま、赤ちゃんの上体が起き上がるように引っ張ってみます。

最初は、すぐに離してしまうでしょう。

しかし、何度もやっているうちに、本当に上体が起き上がり、座った状態になれます。この引っ張り上げる運動は、座ることが出来るようになってから行うとよいでしょう。

(※しっかり掴めるようになったが、まだ1人で座れない頃は、右や左へ寝返りを促してみるといいです。)

1人で立ったり歩いたりできるようになる頃は、お母さんの指に掴まってぶら下がりができるように、足が浮くくらいに引っ張り上げてみましょう。

一人で鉄棒にぶら下がることができる前段階の練習になります。

しっかり運動できたあとは、必ず、褒めてあげることを忘れないであげて下さいね。

                    

STEP③ぶら下がりや全身運動


雲梯付きの大型遊具
「天然木室内ジャングルジム」

 「赤ちゃんの運動能力をどう優秀にするか」の著書では、お母さんの指にぶら下がれるようになるまでやってから、鉄棒にぶら下がり、はしご状のうんていをできるまでのお母さんの働きかけの方法が詳しく書かれています。

この本を実践した知人などは、やはり、1歳前から、鉄棒のぶら下がりが出来るようになったそうです。

ぶら下がりは、肺筋を鍛えますので、大人でも健康にも良いことはよく知られています。

大人が複数人いるなら、誰かが、お手本のように鉄棒にゆ~らゆら、ぶら下がっている姿を見せれば、

赤ちゃんも真似てやってみよう!という気持ちが湧いてきます。

慣れるまでは、ぶら下がりのトレーニングだけでなく、公園で走ったり、ぴょんぴょんジャンプしたり、ボールを蹴ったり、平均台のような遊具を渡ったり、坂道を駆け上ったりなど、

どの運動もお手本を見せてあげながら、親子一緒に取り組むことが、スムーズに運動を促す秘訣となります。

ぜひ、成長段階に合わせた全身運動を、家の中で、公園で、頑張って挑戦してみて下さいね。

我が家の様子・周囲の様子


アガツマのアンパンマン うちの子天才 カンタン折りたたみ ブランコパークDX

 我が家でも、赤ちゃん時代から身体を動かすことが屋内でもできるように、ブランコ、滑り台、ジャングルジム、鉄棒のついた遊具玩具を1歳の誕生日のときに買ってみました。

 最初のうちは、滑り台を下から登ったり滑ったり、階段を1人で登る練習ができました。

そのうち、揺れるブランコで身体を支えて乗るという練習もできた後に、公園でのブランコは随分早く、安定して一人で乗れるようになりました。

 その後も、「つかむ」という訓練ができているせいか、2歳になる前から、背中を押してどんなに大きく揺れているときでも、一度も手を離して落っこちたことがなく、30分間も乗っていても、継続して大きく揺らしたブランコに楽しそうに乗っていることもありました。

 その間、となりで遊ぶ3歳代のお子様が、大きく揺れているときに、手を離して落っこちる事故を何度も目撃しました。

 まだ2歳前のうちの子でも手を離さないのに、3歳代の子がよく手を離すことがあるので、この違いは、何だろう?と思いました。

 0歳の時から、手を握らせる訓練をしたおかげなのか、手を離したら落ちて痛い思いをするという認識力なのか、このような屋内ジムの遊具で「手を離すと怪我して痛いよ!」遊んできたおかげなのかは、断定しかねますが、

 3歳から通い始めた体操教室の生徒さんで、最も「運動神経がいいなあ~」と思う子たちは、日ごろどんなことをしているのか聞いてみると、

やはり、同じように「室内ジムを持っているよ!」と、言われました。

もちろん、毎日の公園などで遊んだ活動も大変重要な役割を占めている事と思います。

公園遊びのお友だちの中でも、自分で鉄棒の柱をお猿さんのように上ってから1人でぶら下がるのが好きな子は、特に、全身の運動神経も良さそうに見えます。

ちなみに、公園の雲梯は高さが危険なので、木材を使って、自宅用の組みたて雲梯を作成した友人もいましたが、

公園の雲梯の場合は、親がお子様の脚や腰を抱っこした状態で端から端まで渡るのをサポートしてあげるといいですね。

十分な安心感が出来てから、少しずつ、支える手を緩めてあげます。

万が一、手が滑った時、必ず抱きとめられる距離感だけは、維持しておきましょう。